仕事内容

法面保護工事においては、斜面の安定、経済性だけでなく、地域環境への配慮も必要です。
法面保護工について、最新の知識・技術を持つスタッフが多様な工法を総合的に比較検討し、
適切な提案から設計(安定解析、作図等)・施工を提供致します。

法面処理工事

吹付法枠工

吹付法枠工は、法面にコンクリート製の枠を正方形状に構築し、その内部へモルタルや植生基材を吹き付けることで斜面の安定を図る工法です。枠自体が構造体として機能し、土砂の流出や崩落を抑制するとともに、内部充填材との相乗効果により高い耐久性を確保します。道路法面や造成地など、安定性が求められる現場で多く採用されており、長期的な安全確保と景観配慮を両立できる施工方法です。

天草現場

天草現場 F=200法枠工

法枠の施工を行ってきました。

簡易吹付法枠工

簡易吹付法枠工は、法面に格子状の枠を設置し、丸型(かまぼこ状)にモルタルを吹き付けて補強する工法です。従来の法枠工よりも施工性に優れ、コストと工期を抑えながら法面の安定性を向上させることが可能です。比較的中規模の斜面や補修工事に適しており、合理的かつ効率的に安全対策を行うことができます。構造強度と経済性のバランスを重視した工法として広く活用されています。

モルタル・コンクリート吹付工

モルタル・コンクリート吹付工は、法面全体に一定の厚さでモルタルまたはコンクリートを吹き付け、表層を被覆することで崩落や風化を防止する工法です。施工面に密着させることで高い一体性を確保し、浸食や凍害から斜面を保護します。急勾配地や岩盤露出部など、強固な表面保護が必要な現場に適しており、安全性の向上と維持管理負担の軽減に貢献します。

上天草現場

法枠工F-200 155m モルタル吹付 307m2 防護柵 8m

山田邸 モルタル吹付工

天草 山田邸モルタル吹付工事

植生基材吹付工

植生基材吹付工は、土壌改良材や有機質基材を法面に吹き付け、その上に植物を育成させることで斜面の安定と景観保全を図る工法です。植物の根系が地盤を保持し、長期的な浸食防止効果を発揮します。環境との調和を重視した工法であり、公共工事や自然景観に配慮が求められる現場で多く採用されています。防災機能と緑化を両立する持続可能な施工方法です。

阿蘇高野台現場 (植生基材吹付工)

阿蘇高野台の植生吹付を行ってきました。

種子吹付工

種子吹付工は、肥料・種子・水などを混合した材料を法面に均一に散布し、植物を早期に発芽・生育させることで表層の安定を図る工法です。比較的緩やかな法面や短期的な浸食防止対策として有効で、施工後の速やかな緑化が可能です。コスト面にも優れ、環境負荷を抑えながら法面保護を実現します。自然回復を促進しつつ、安全性を確保する実用的な工法です。